ベトナム人技能実習生、いよいよ渡航開始!

水際対策強化に係る新たな措置もこの2年で27になりました。今回は大きな変更で2022年3月1日から外国人の入国が大幅に緩和され、在留資格保持者は日本大使館、領事館でVISA申請が可能となりました。 およそ1年ぶりの渡航往来のためのVISA申請で、3月1日、ホーチミンの領事館で申請したVISAがおよそ2週間で発行されました。 待ちに待ったVISA発行で、さっそく渡航のための準備を行い、4月3日にホーチミン発、羽田行きの便で先陣10名が渡航しました。 渡航前のMySOSの準備などしっかりとフォローして空港までお見送り。4月3日現在でベトナムは感染拡大地域に指定されているので羽田到着後は3日間のホテル隔離となります。日本政府が指定する新型コロナ感染症のワクチンを3回接種していれば自主隔離を選択できますが、中国製のワクチン接種をしている者が多く、今回は全員ホテル隔離を選択しました。

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技能実習生のオンライン面接

来年度の採用計画で技能実習生を考えている企業様は在留資格取得と日本語学習の期間を考えると9月10月に採用決定することが必要で、例年であれば今がもっとも面接が多い時期です。製造業や食品加工業、農業などの職種はコロナの影響も少なく、また技能実習生の修了者の入れ替わり補充のために定期的な採用をしている企業様にとってはコロナで現地面接が出来ないことの影響は大きいと思います。それに代わり主流なのはオンライン面接ですが7月までは現地の会社に求職者が集まってオンライン面接を実施していましたが現在はベトナム全土で移動制限があるので求職者の自宅でスマートホンを利用してのオンライン面接となっています。また、ベトナムの厳しい隔離政策で家庭の経済状況が悪化して日本に行って働くことをあきらめる人や渡航が半年以上出来ていないので先の見えない不安感から応募することをあきらめる人も増えてきています。

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ベトナムのコロナ感染拡大と技能実習生の募集について

ハノイ市の社会的隔離の様子 2020年5月の社会的隔離政策の成功で1年ほど感染が落ち着いていたベトナムですが、2021年6月からじわじわ感染者が増加しはじめ、7月からはホーチミンでは移動制限で外出が極端に制限されていますが感染者の増加が収まらず、ハノイ市でも7月19日にホーチミンと同じ政令16号が発令され、さらに7月29日は2434/UBND-KTがより厳しい移動制限の政令が発令されているところです。 では、実際にハノイ市の生活はどうかというと、町のお店は薬局とスーパーマーケットぐらいしか空いておらず、移動制限を監視する公安の検問所が設置されているのでほとんど外出することは不可能な状態です。重要な業務である場合や生活に必要な物資の輸送等で発行出来る通行証を会社で作成することが出来ますが、それには「感染の原因となった場合は会社が責任を取る」という文章が入るので中々その通行証に会社のハンコを押しづらいということもあります。 検問所がたくさん設けられてからは基本的に住んでいる地域内で生活必需品の購入が必要で、いつも行っている日系のスーパーに買い出しに行くことが出来なくなっている人などもいて、日本人にとってはより厳しい生活だと感じています。こういう状況ではベトナムと日本の社会制度の違いを感じることが出来ます。国民全体の利益を優先させるため、個人の自由は認めない社会主義はコロナ感染防止ということについては成果が出しやすいのかとも考えられます。 実際、弊社でも8月からすべてのスタッフを在宅勤務としております。日本語学習は5月からオンラインに切り替えているので状況は変わりませんが、生徒の学習環境が日本語センターで学ぶよりもを悪いことと、日本語の上達はモチベーションの低下が否めず上達速度が落ちているのが現状です。 日本ではワクチン接種が進み、今年後半から来年にはコロナ前と同じまでとは言わないですが、回復すると見込んでいるのがおおよその人の見解でしょう。しかしここベトナムではなかなかワクチンの接種も進まず、日本に比べても遅れていると言わざるを経ません。去年に比べて求人も増えてきている状況ですが、募集活動がすべてオンラインになっていることや、地方農村部では家族の同意が得られない人やそもそも世界的感染が現在も収まっていない中で外国に行って働こうという考えの人が少なくなってきているのが現状です。 現在の求人から募集、採用面接は以前の集団面接から採用者を決定する方法から、求人票から募集活動を行っている最中で応募者が数人集まった段階で随時面接をする方法に代わってきています。これは今まで現地で採用面接を行っていた企業のご担当者様の来越に合わせて応募者を集めて一日で行うことが原則だったことが、オンライン面接で渡航にかかる問題や時間的な制約も現地面接よりもオンラインの方が融通がきくことが大きいです。 求人から採用までにかかる期間が通常2週間くらいだったのが現在では1か月から2か月程度かかるようになりました。ですから、技能実習生の採用をお考えの方はより前倒ししたスケジュール感が必要になってきております。 また、先日発表された大手を含む送り出し機関13社の送り出し停止措置も影響があると思います。日本政府がこの13社の送り出し機関の失踪率を問題にて停止措置となりましたが、失踪率よりも高額の手数料問題や、この13社のバックにいた政治家が人民委員会選挙で落選したことでベトナム労働省側からの意向もあると言われています。 これを受けて最近の大手送り出し機関は本当に手数料を下げてきています。今まではいろいろな名目で費用(手数料)を徴収してきましたが、今後はこの手数料についての問題は下がっていくのではないかと思います。これは労働省の強い意志もそうですが、先に政府監査局が強い口調でこの実習生問題を批判したことで労働省もこのままではいかないと感じたからでしょう。このタイミングでDOLABの大臣が変更になり、今まで大手送り出し機関に便宜を図っていた人から新任の大臣になったことで過去の経緯も清算された部分もあるのではないでしょうか。 手数料の問題が実習生にとって負担減少したことで日本で働きたいという人も増えてくると思いますがコロナの状況が落ち着いたらと思っている人が多いのが現状だと思います。 日本企業にとっても実習生にとっても環境は以前よりも改善したけどコロナ感染拡大となってしまったので募集しずらい状況が今の現状であると思います。

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コロナ禍における技能実習生のオンライン面接2

コロナ感染症の影響で一年以上日本とベトナムの従来の往来が出来なくなっていて、技能実習生の求人、面接、採用の方法もオンラインで行うことが多くなっています。 本来は現地で実際の応募者を面接してご確認いただくのが一番ですし、面接だけではなく候補の対象者と一緒に食事をしたり、家庭訪問をしたりすることで合格者の家族の理解も得られます。 ただ、まだこの状況はしばらく続きますし、採用活動が途切れては業務の継続に支障が生じることが予想される(技能実習修了の帰国などで労働力が減ってしまうなど)企業様はオンライン面接で対応させていただいております。 ASIA HUMAN GATEWAYではオンライン面接でもなるべく実際の面接に近づけるため、オンライン環境を整備しております。 面接前に会社の説明をして労働条件、待遇、生活環境などを詳しく説明します。 広角のカメラを2台用意。マイクも高集音マイクを使用します。 事前に日本側と通信環境の確認やカメラの見え方、音の聞こえ方をチェックします。 面接のときの表情がわかるように近接のカメラでとらえ、動作や面接の雰囲気がわかるように2台目のカメラを使用して行います。 実際の面接の雰囲気が写真でもわかっていただけると思います。 ASIA HUMAN GATEWAYは技能実習生の面接から合格後、日本語を勉強するおよそ半年の間、しっかりフォローを行います。日本語の上達具合のチェックや共同生活の態度をしっかりチェックすることで企業様に迷惑がかかることが無いようにいたします。

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コロナ禍での技能実習生のオンライン面接1

企業様の希望で、集団面接や個別面接で対応いたしております。最初に求人の内容や企業様の説明、生活の場所や通勤方法などの説明を詳しく行います。求人票の内容をみて応募しますが、自分が応募した企業のより詳しい情報を理解して、実習生と企業に労働環境のギャップが生まれないようにしております。実習生は自分の思った環境、待遇で仕事ができ、企業様も期待したとおりの仕事が出来ることがお互いにとって最良のマッチングだと考えます。ここではオンラインによる面接をご紹介します。 面接前に企業の説明を行います。 緊張した面持ちのなか、面接が始まりました。 今回の面接は3人のグループ面接です。一人ひとり、覚えた日本語の自己紹介から始めます。 面接官の質問は通訳を入れて行います。 合格した3名の記念写真を撮影しました。

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QUINN HANOI 送り出し機関の支部を設立しました。

2019年にQUINN HANOI 送り出し機関のハノイ支部の運営を開始しました。送り出し機関とはベトナムから海外に人材を派遣するライセンスのことで、日本だけが対象ではありません。QUINN HANOI は元々、中東、台湾、欧州を中心に人材を派遣していましたが当社が日本向け専用の人材派遣会社として支部登録をして運営をしております。

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ベトナム国内の人材紹介を行うためのライセンスについて

ベトナム国内の人材紹介の許可証 まずはベトナム国内で人材募集や職業紹介を行うためのライセンス(許可証)です。2019年4月に許可をいただきました。このライセンスでベトナム国内で企業の求人の募集活動が出来ます。また、ベトナム国内で派遣や紹介事業も行うことが出来ます。エンジニアを募集する際はこのライセンスが必要になります。 日本語教育センターの営業許可証 ベトナム国内で日本語を教育するセンターを運営するには教育省から「センターの運営許可証」が必要になります。カリュキュラムの提出や教室の広さ、収容人数などのチェックを得て、正式に日本語教育センターを運営することが出来ます。 送り出し機関のライセンス ASIA HUMAN GATEWAYはQUINN HANOI 送り出し機関の支社運営の委任をうけて運営しております。 留学事業コンサルティング許可証 ベトナムからの留学生を日本の語学学校に斡旋するのに必要なライセンスです。日本国内の語学学校と連携してベトナム人留学生の送り出しも可能です。

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