レジデンストラックで日本への渡航について

7月下旬からベトナムから日本への渡航について一部の人へのVISAの発給を開始したり、二国間の往来を試行しながら徐々に窓口を広げていく感じになりました。当社には3月下旬に渡航予定で航空便が全てキャンセルになり、待機していたエンジニアの日本渡航についてレポートしたいと思います。 今回の日本への渡航は外国人レジデンストラックのスキームを使用します。上の図の右側です。渡航前の健康モニタリングから渡航後のフォローアップまで企業に配属出来るまで4週間かかります。 渡航までの準備 7月25日 3月28日からVISAの申請受付を全て停止しておりましたが、ようやく申請することが出来るようになりました。今回は3月28日以前にVISAを発行済みで渡航が出来なかった人のみが対象です。ヴォンさんは3月下旬に渡航予定でしたが、航空便が全てキャンセルになり、現在まで自宅で待機していました。3ヶ月が経過し、日本に渡航するためにはVISAの再申請が必要となります。本人と相談して8月下旬に渡航する計画を立てました。まずはVISAの再申請を8月5日に実施しました。すると翌日にはVISAが発行されました。ここまで早いと思わなかったのですが、順番に渡航必要な書類を作成して、一つひとつ確認をします。書類の文書に記載の日本語はちょっと外国人には難しいので、何の書類なのかを丁寧に教えていきます。 企業の誓約書、健康状態の報告など通常よりも入国のための書類が多いのでチェックします。 日本へ渡航前の14日間は本人の健康記録が必要となります。今回は当社の寮で渡航までの2週間を過ごしてもらうこととしました。 ベトナム政府の認定のPCR検査の結果陰性の証明書 今回のレジデンストラックで必要な書類の中にPCR検査を実施して、陰性であることの証明書が必要になります。ハノイでは108国防軍中央病院で受けることが出来ます。料金は検査と証明書発行で約1万円でした。検査を8月24日に実施して、証明書の発行は翌日の8月25日に受け取れました。 ASIA HUMAN GATEWAY 日本語センター前にて記念撮影 いよいよ渡航日当日 8月26日 いよいよ出国当日。荷物をまとめて会社の前で記念撮影しました。 ハノイのノイバイ空港でチェックインを行います。空港はコロナの影響で国際線は減便しているので利用者はかなり少なかったです。入念な書類のチェックを受けていよいよ登場。予定通り14時に離陸して日本に向かうことが出来ました。 無事、定刻通り21時に成田空港に到着しました。入国書類のチェックを受けて、PCR検査を受けます。結果はすぐにわかり、陰性の証明書の発行を受けて在留カードの申請、税関を経てようやく入国。到着からおよそ3時間、入国手続きにかかりました。まだレジデンストラックで入国出来る人数が少ないようです。 成田空港からの移動は公共交通機関を使用することが出来ないので、当社の横浜支部からスタッフが迎えに行きました。ホテルまで送り、ここで14日間の隔離生活をすることになります。

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コロナ禍での技能実習生のオンライン面接1

企業様の希望で、集団面接や個別面接で対応いたしております。最初に求人の内容や企業様の説明、生活の場所や通勤方法などの説明を詳しく行います。求人票の内容をみて応募しますが、自分が応募した企業のより詳しい情報を理解して、実習生と企業に労働環境のギャップが生まれないようにしております。実習生は自分の思った環境、待遇で仕事ができ、企業様も期待したとおりの仕事が出来ることがお互いにとって最良のマッチングだと考えます。ここではオンラインによる面接をご紹介します。 面接前に企業の説明を行います。 緊張した面持ちのなか、面接が始まりました。 今回の面接は3人のグループ面接です。一人ひとり、覚えた日本語の自己紹介から始めます。 面接官の質問は通訳を入れて行います。 合格した3名の記念写真を撮影しました。

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QUINN HANOI 送り出し機関の支部を設立しました。

2019年にQUINN HANOI 送り出し機関のハノイ支部の運営を開始しました。送り出し機関とはベトナムから海外に人材を派遣するライセンスのことで、日本だけが対象ではありません。QUINN HANOI は元々、中東、台湾、欧州を中心に人材を派遣していましたが当社が日本向け専用の人材派遣会社として支部登録をして運営をしております。

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特定技能1号を取り扱うためのライセンスがあります

特定技能1号については2019年からいろいろな情報が出回っていました。介護のように一部の送り出し機関だけしかライセンスが付与されないとか、そもそもライセンスは必要ないとか。 ベトナムの国内法では特定技能1号を送り出すには送り出し機関での手続きが必要になります。ベトナム国内で特定技能の試験はまだ実施されていませんし、今後の予定もコロナの状況で未定です。技能実習生として3年間終了した人が現状で日本で特定技能1号の在留資格で仕事ができる唯一の方法です。日本ではエンジニアと同じで企業からの紹介料が必要になります。

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ベトナム国内の人材紹介を行うためのライセンスについて

ベトナム国内の人材紹介の許可証 まずはベトナム国内で人材募集や職業紹介を行うためのライセンス(許可証)です。2019年4月に許可をいただきました。このライセンスでベトナム国内で企業の求人の募集活動が出来ます。また、ベトナム国内で派遣や紹介事業も行うことが出来ます。エンジニアを募集する際はこのライセンスが必要になります。 日本語教育センターの営業許可証 ベトナム国内で日本語を教育するセンターを運営するには教育省から「センターの運営許可証」が必要になります。カリュキュラムの提出や教室の広さ、収容人数などのチェックを得て、正式に日本語教育センターを運営することが出来ます。 送り出し機関のライセンス ASIA HUMAN GATEWAYはQUINN HANOI 送り出し機関の支社運営の委任をうけて運営しております。 留学事業コンサルティング許可証 ベトナムからの留学生を日本の語学学校に斡旋するのに必要なライセンスです。日本国内の語学学校と連携してベトナム人留学生の送り出しも可能です。

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ASIA HUMAN GATEWAY の人材サービス事業

ASIA HUMAN GATEWAY は2017年にベトナムハノイに現地法人を設立しました。ベトナム国内の人材派遣紹介、日本語教育センターの運営、海外への送り出しのライセンスを取得して運営しております。日本とベトナム両国で一体運営をしているのでワンストップでお客様のご要望にお答えします。

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外国人雇用についてオンラインセミナー開催しました。

7月7日に実施したオンラインセミナーはZOOMのウェビナーで実施しました。テーマは「外国人雇用を知る」というテーマで、外国人採用のしくみをわかりやすくご説明したあと、ハノイのASIA HUMAN GATEWAYの施設のご紹介から最新のベトナム人の日本渡航の問題や、最近のベトナムの状況やベトナム人の技能実習生の仕事ぶりなどをビデオでご紹介しました。セミナーの内容はYOUTUBEにアップしていおるのでご興味のある方は是非ご覧ください。 https://youtu.be/yw5L9wq_WFw 札幌は弊社の物件の部屋でZOOMウェビナーを発信しました。 ハノイからは弊社の事務所の会議室から配信しました。

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技能実習生の日本渡航の見送りに行きました。

2020年2月コロナの影響が日増しに高まる中、技能実習生5名の日本渡航の見送りを日本語センターの生徒と一緒に参加しました。実習生一人一人の家族や友人なども集まり、5人を見送るのに50人ぐらいが集まります。ベトナムは家族の絆が強いので一大イベントには家族親戚総出で参加します。他の会社の見送りも含めて日本、韓国行きの便が集中する深夜便の出発時刻にはいつもごった返しています。日本渡航後は1ヶ月の国内研修を実施した後、それぞれの実習先の会社で勤務を開始します。健康に気をつけ、頑張ってほしいです。

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ハノイ市西部の山岳地帯林業大学と中和石油の連携

2019年秋の視察の際、林業大学を視察しました。ハノイから車で約1時間の高原地にあります。学部長から大学についてのレクチャーをうけてから教室の見学をさせていただきました。ベトナムは木材の種類が豊富で、木材の材質の違いによって加工の仕方などを勉強されていました。卒業生の日本での就職希望者も多く、当社は特に住宅メーカーや建具製造会社などの求人に大学と連携してご紹介をしております。

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