来年度の採用計画で技能実習生を考えている企業様は在留資格取得と日本語学習の期間を考えると9月10月に採用決定することが必要で、例年であれば今がもっとも面接が多い時期です。製造業や食品加工業、農業などの職種はコロナの影響も少なく、また技能実習生の修了者の入れ替わり補充のために定期的な採用をしている企業様にとってはコロナで現地面接が出来ないことの影響は大きいと思います。それに代わり主流なのはオンライン面接ですが7月までは現地の会社に求職者が集まってオンライン面接を実施していましたが現在はベトナム全土で移動制限があるので求職者の自宅でスマートホンを利用してのオンライン面接となっています。また、ベトナムの厳しい隔離政策で家庭の経済状況が悪化して日本に行って働くことをあきらめる人や渡航が半年以上出来ていないので先の見えない不安感から応募することをあきらめる人も増えてきています。

そんな環境での面接ですが、今回は水産加工会社で6名の求人に対して13名の求職者を募集することが出来ました。現地法人での募集は信頼できる仲介会社との連携が必要となります。現地法人のWEBページで過去の募集の内容や採用人数を載せているので求職者は安心して応募することが出来ます。

面接の応募者へのオンライン会社説明

※エンジニアオンライン面接の様子https://asiahumangateway.com/?p=604

初めに会社の方から事業や業務の説明をしていただき、そのあと一人ずつ面接していきます。13名それぞれ切り替えながら面接をしていきます。求職者からは労働時間や住居、残業などの質問がありました。

合格者はまずはオンライン授業から日本語の勉強を開始して、隔離政策が緩和され学校教育が可能になったら日本語センターに移動して集団生活と日本語教育を開始します。